営業パーソンが知っておきたい質問力を高める1つのポイント私たちが、セールスや体験セッションなどで、お客様とコミュニケーションをとる際に必ず行うのが「質問」です。私たちは、質問することによってお客様から情報を引き出したり、お客様の言語化を促したりしています。また、お客様に気づきを与えるためにコーチング的なアプローチも行ます。関連記事:商談で顧客と信頼関係を構築してセールスするために必要な4つの役割コーチングには、お客様の気づきを促進するという役割がありますが、そのための手段として使われるのが質問です。しかし、こういったセールスや体験セッションなどで行われる質問は、お客様を問い詰めるような「詰問」になりがちです。例えば、何か商品の説明を聞いたり、セールスを受ける際に、相手から立て続けに質問をされ、質問の意図がわからないままただ質問に答えていくという状況にストレスを感じてしまったり、どうしてこんな質問しているのかと疑いを持ってしまったり、質問に答えることに疲れてしまったり、という経験がある方は多いのではないでしょうか。これは質問ではなく詰問になってしまっているからです。これではいくらいい質問を用意していたとしても、いくら商品やサービスがよくても成約率は上がりません。本記事では、そんなセールスの場において「質問」をする際に「詰問」にならないように抑えておくべきポイントを解説していきます。